防災、対策方法>緊急地震速報を活用する方法

緊急地震速報とは地震の発生直後に、
震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して
震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、
これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推定し、
可能な限り素早く知らせる情報です。

この情報を利用して、列車やエレベーターを
素早く制御させ危険を回避したり、
工場やオフィス、家庭などで避難をして
被害を軽減することが期待されます。


しかし緊急地震速報には、
情報を発表してから主要動が到達するまでの時間が
長くても数秒から数十秒と極めて短く、
震源に近いところでは情報が間に合いません。


また、ごく短時間のデータだけを使った情報であることから、
予測された震度に誤差を伴うなどの限界もあります。


先般発生した宮城沖地震では、
震源地のあたりでは発生から速報は4秒後だったとのこと。
それより離れたところでは、
速報から20秒後に地震が起こったところもあったそうなので、
だいぶ改善されたようですね。
 

今後は緊急地震速報をどう活用していくかが
テーマとなるのではないのでしょうか。

例えば、速報に連動して、停止するエレベーターとか
連動して、ドアを開放する住宅とか、
連動して閉まるガスの元栓とか
あらゆる家電・住宅設備をネットでつながったら、
地震に対す災害も最低限に抑えることができますね。


不可能なことではないと思うので、
今後に期待というところでしょうか。
携帯電話でも緊急地震速報が受信できるようになりました。
自分の携帯電話のサイトで確認してみてくださいね。

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