防災、対策方法>軟弱地盤かどうかを見抜く方法

もし、これから家を購入する場合、
地震に備えて軟弱な地盤の土地は避けたいものです。
軟弱な地盤では地震の被害も大きくなってしまいます。
でも、私達素人がそれを判断できる手立てはあるのでしょうか？
それは、「地名」から知ることができます。

町名に「○○田」や「○○沼」「○○谷」などは、
昔は田んぼだったり、沼地だったりすることがほとんどです。
水を多く含む土地は当然地盤が甘いということになります。
また、近隣の住宅の状況も確認してみるといいでしょう。
建物の基礎にひび割れがあったり、変形や沈下や、塀等のひび割れ
道路に凹凸などです。
異常があった場合は、地盤沈下があるということになります。
さらに、できれば、近所の人に聞いたりできればいいですね。
玄関のドアや窓の開閉がスムーズに行えなくなったとか、
過去の冠水状況などを知ることができれば、土地を選ぶ手段と
なります。
しかし、軟弱な地盤だから絶対にダメということはありません。
施工時に基礎さえしっかりと工事ができていれば、問題はありません。
しかし、近年「欠陥住宅」という言葉をよく耳にするようになったし、
最近の耐震偽造の問題などがあって、何を信じていいのか
一時期わからなくなりました。

悲しいことですが、そういう事件が起こることにより、耐震審査の
見直し等が行われて、安心な住まいを得ることに近づけたのも
事実です。
これこそ「雨降って地固まる」ですね。