防災、対策方法>震度とマグニチュードの違い知ってます？

地震がおきると、ニュースで「震度○.○、マグニチュード○.○」って
言いますが、違いってご存知ですか？

地震の大きさを数字で表しているのはわかりますが、
何なのか前から気になっていたんですよね。
それで、調べてみました。

マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさのことです。
そのエネルギーを算出するのに、なんだか難しい計算式があって、
それにあてはめてでる数字です。
 

マグニチュードの値が1大きくなるとエネルギーは約32倍に、
2大きくなるとエネルギーは約1000倍にもなります。

震度はそれぞれの場所のゆれ方の度合いのことです。
日本では、1996年の階級数の改正までは、震度は8階級で、
なんと体感や建物の倒壊率など、測定者によって誤差が生じそうな方法で
震度を決めていたとのこと。つい最近までいいかげんだったんですよ。

しかし、改正以降は、震度計で測った地震の加速度などから、
客観的に決められるようになりました。

マグニチュードと震度の関係は、よく電球と明るさの関係にたとえられます。

電球そのものの明るさをあらわすのがマグニチュードで、震度はまわりの明るさです。
同じ電球の光でも、電球からの距離によって明るさは変わります。

このようにマグニチュードの値が同じであっても
震源が遠ければ震度は小さく、震源が近ければ震度は大きくなります。