防災、対策方法>ライフラインがなくなった時

大地震がくると、ガス・電気・水道などのライフラインがなくなります。
どのくらいの期間使えなくなるかご存じですか?
阪神・淡路大震災の時がどうだったか調べてみました。

電気は一番早く復旧するライフラインです。
電気は6日後に復旧しました。
 

しかし、災害当初は電気が止まっていれば
情報源はラジオしかありません。


阪神淡路大震災の時よりも今は携帯電話が普及しているので
通信や連絡についてはあまり影響がないでしょう。


マンションにお住まいの方は、電気が止まると
給水ポンプが使えなくなります。


屋上の給水タンクに水がなくなればトイレは使えませんね。
都市ガスの設備は、少しの漏れや見落としも許されないため
復旧までにかなりの時間がかかります。約3ヶ月です。


ガスがなくて一番困るのはお風呂に入れないことです。
夏ならまだしも、冬はお湯でなかったら入れませんよね。


水道は仮復旧が1ヶ月半後、完全復旧は3ヶ月後でした。
それまでは給水車に頼るしかないのです。
後述しますが、トイレの問題は深刻です。
 

下水道にいたっては仮復旧が3ケ月後、完全復旧には
なんと3年4ヶ月もかかっています。

この他にも、鉄道の復旧は1ヶ月前後の期間かかったところも
あるそうです。
 

道路などは数年にわたっての復旧工事が進められ、
被災地では交通渋滞はもっと多くなります。


通常の生活の中であるのが当たり前の現代で
ライフラインがなくなるのは致命的ですね。

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